百科事典では、媚薬(びやく)のことを性欲を催させる薬と定義してあります。媚薬を自分が用いる場合は「催淫(さいいん)剤」または「淫薬」、相手に欲情をおこさせる目的の場合は「惚(ほ)れ薬」と、男性にあっては、勃起(ぼっき)の促進や強大化、持続力増大化、性交回数増加などの目的が設定されている。女性にあっては、性的興奮以外に、陰唇の膨張化や女門の狭小化を促すといわれるもの、あるいは乳房を大きくするというものなどがある。媚薬が催淫剤である以上、催淫作用はあるにせよ、いま述べたような目的を万人に十分に達成させうるものかどうか、かならずしも信用できない。しかしながら、性的興奮には心理面が大きく作用することは否定できない。
媚薬は古来世界のどこにでもあるものであった。とくにインドと中国での媚薬づくりは有名である。世界最古の性愛書といわれるインドの『カーマスートラ』(4世紀ごろ)では、異性魅惑法、強精剤、男根増大法などと分類したうえ、処方さえ述べている。中国の媚薬づくりは日本にも伝わり、イモリの黒焼きをはじめとする動物系のもののほか、鹿茸(ろくじょう)、肉蓉(にくじょうよう)、山薬(さんやく)などの植物系のものなど、数々の媚薬が日本でつくられた。その一方、古代エジプトでは神聖視するワニを媚薬として食べたが、ヨーロッパの媚薬には動物系のものが伝統的に多かった。現代でも媚薬づくりは絶えないが、ヨヒンビンなど生化学薬品になったのが特徴である。
ここに紹介しているものは催淫剤つまり惚れ薬、主に女性の不感症、濡れない、感じられない、オーガズムに達せないに使用漢方媚薬です。漢方媚薬の場合は女性内分泌を調整する生薬、性ホルモン成分が入ってますので、性生活向上の上、女性の健康ためにも役に立ちます。そのため、日本ではある有名歌手が愛用してSEXを楽しんでいた、と女性週刊誌でも話題になりました。又、強力な媚薬(催眠迷幻水らしい)は興奮成分と昏睡成分両方入ってますので、アメリカでデートレイプに使われ、事件となった事もありました。
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